GitHub と Claude Code の連携手順(MCP 使用版)

この記事では、Claude CodeGitHub との連携機能を追加するための MCP(Model Context Protocol) のセットアップ手順を解説します。
MCP を使うことで、GitHub リポジトリの参照やプルリクエストの作成などを Claude Code 上から直接操作できるようになります。初めての方でも迷わず実施できるよう、環境構築からトークン取得、連携動作確認までを順を追って記載しています。

目次

  1. MCP(Model Context Protocol)とは

  2. 前提条件

  3. GitHub パーソナルアクセストークン(PAT)の取得

  4. GitHub MCP サーバーの登録

    • CLI ウィザード方式

    • 設定ファイル直接編集方式

  5. Claude Code での利用確認

  6. 補足とベストプラクティス

1. MCP(Model Context Protocol)とは

MCP(Model Context Protocol)は、AIシステム(Claude Code など)と外部ツールやデータソース(GitHub など)を標準化された方法で接続するための、Anthropic提案のオープンスタンダードプロトコルです。
これにより、コード生成だけでなく、リポジトリ操作やデータ取得を安全に行うことができます。

2. 前提条件

  • Claude Code がインストール済み

  • Node.js が環境にセットアップ済み

  • GitHub アカウントを所有していること

  • (後述)GitHubのパーソナルアクセストークンを取得済み

3. GitHub パーソナルアクセストークン(PAT)の取得

  1. GitHub にログイン
    https://github.com にアクセスし、GitHubアカウントでログインします。

  2. トークン管理画面を開く
    右上のプロフィールアイコン → Settings(設定) → 左メニューの Developer settingsPersonal access tokensTokens (classic) をクリックします。

  3. 新しいトークンを作成
    「Generate new token」 → 「Generate new token (classic)」を選択します。

  4. 有効期限とスコープを設定

    • Note: Claude Code MCP Integration(用途がわかる名前)

    • Expiration: 必要に応じて設定(例: 90日)

    • Scopes(権限):

      • repo(プライベートリポジトリ含むリポジトリへのフルアクセス)

      • workflow(GitHub Actionsの操作が必要な場合)

  5. トークンの発行と保管

    • 「Generate token」をクリック

    • 表示されたトークンをコピーし、安全な場所に保管

    • このトークンは後でClaude Codeの設定に使用します

4. GitHub MCP サーバーの登録

まずシステム環境変数を設定します Windowsキー + R → "sysdm.cpl" 詳細設定タブ → 環境変数

ユーザー環境変数に追加:

変数名: GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN

変数値: ghp_あなたのトークン

MCPサーバーを追加:

以下コマンドを実行

npm install -g @modelcontextprotocol/server-github

次に以下コマンドを実行

claude mcp add-json  github  -s user "{\"command\":\"cmd\",\"args\":[\"/c\",\"npx\",\"-y\",\"@modelcontextprotocol/server-github\"]}"

これにより、GitHub MCP サーバーがClaude Codeに登録されます。

5. Claude Code での利用確認

  1. Claude Codeを起動

    claude

  2. MCP接続が有効なら、「github」関連のツールが利用可能になっています。

  3. 例: 「github からリポジトリ一覧を取得」などの指示を実行して、動作確認します。

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